エネルギーシステム:熱エネルギー需要の定義
火力発電機を2台備えている火力発電システムでは、熱電併給プラントやヒートポンプはベース負荷を、そしてボイラーはピーク負荷を適用できます。熱電併給プラントとヒートポンプを備えたシステムでは、ヒートポンプはピーク負荷を使用します。熱電併給システムは熱エネルギーを使用して運転します。
前提条件:
エネルギーシステムのプロジェクトが開かれ、エネルギーシステムのプロジェクトページまで設定済みの状態であること。
ヒートポンプや熱電併給システムなどの熱コンポーネントを選択していること。
手順:
- エネルギーシステムのページで、[建物]をクリックし、コンテキストメニューで[シナリオの調整]を選択します。
- シナリオの定義ページが開きます。
- 熱エネルギー需要の欄で[熱エネルギー需要]または[建物サイズ]ボタンをクリックします。
- 計算根拠セクションで[熱エネルギー需要]を選択している場合、熱エネルギー需要セクションで[絶対]または[特定]のボタンをクリックし、年間の熱エネルギー需要を入力します。
- 熱エネルギー需要の欄で[特定]ボタンをクリックしたら、伝熱面積と指定する熱エネルギー需要を入力します。
- 計算根拠の欄で[建物サイズ]を選択している場合、ドロップダウンリストから対象の建物タイプを選択し、それから、建設物の高さ・幅、フロアの数、フロアの平均高さ、日中と夜間の設定部屋温度、毎日の温水必要量の値を入力します。
- 温水需要量欄で毎日必要とする温水の平均量をリットル単位で入力します。