太陽電池モジュールのレイアウトの定義
必要条件:
プロジェクトが開かれ、システムの設定のページ(簡単設計)または太陽光発電システムの設定のページ(詳細設計)まで設定済みであること。
太陽電池モジュールのレイアウトのページで、ビジュアル式屋根設計ツールを開いていること。
手順:
- 必要に応じて、区分を追加できます。最大3区分まで定義できます。
- 区分の制限数を超えない限り、すでに定義されているモジュールのサイズを変更して、区分を追加できます。これには、マウスで該当の太陽電池モジュールをクリックします。マーカーのポインタが、サイズを調整できる区分の隅に表示されます。
- ウィンドウの右側にある表面を選択/追加で、+ボタンをクリックし、屋根の障害物等がない任意のエリアをクリックします。これで、屋根の区分が新たに追加されます。
- 必要に応じて、各区分に名前を付けられます。
- 選択した太陽電池モジュールの種別、向き、使用可能なエリアに応じて、太陽電池モジュールの最大数を計算するには、最大ピーク電力のオプションをクリックします。これで、太陽電池モジュールの数は手動で変更はできなくなります。
- 太陽電池モジュールを定義するには、太陽電池モジュールタブを選択します。
- 有効なエリアに太陽電池モジュールの数を手動で定義したい場合は、モジュールの数を入力します。
- 必要に応じて、太陽電池モジュールのメーカーと型式の変更のウィンドウの太陽電池モジュールで、各種ボタンを使用して、使用する太陽電池モジュールを調整します。
- 右下の隅にある配置方向のセクションで各種ボタンを使用して太陽電池モジュールの向きを調整します。
- 平面屋根の場合は、取付型式で、モジュールを水平に取り付けるか、土台を設けて取り付けるかを選択します。
- モジュールと障害物の間のうね幅、間隔、距離のデータを入力します。
平面屋根を設計する際、さらにモジュールの勾配、モジュールの方位角を入力できます。 - [太陽電池モジュールの位置決め]をクリックします。これにより、屋根面積の仕様に応じて太陽電池モジュールの位置を自動で決められます。
- メンテナンスや熱分離のために通路を追加するには、追加区分をクリックします。
- 通路の幅や配置を指定するには行分割、間隔分割、頻度の欄に希望の値を入力します。ここでいう頻度は、行または列につきいくつのモジュールを通路に配置するかを指しています。
- 太陽電池モジュールの位置と選択内容を変更した場合、[変更を適用]をクリックします。
- 太陽電池モジュールの日影を表示するには、日影タブを選択します。
- 一年を通じての日影を計算するには、年間の日影オプションを有効化します。
- [日影比率を計算]を選択します。
- 選択エリアの計算された日影は、屋根エリアの日影オプションまたは日影の比率を使って、擬似カラーで表示できます。
- 日影の道筋を表示するには、左下隅にある太陽のアイコンボタンを開いて、太陽の位置インジケーターオプションを有効化します。
- 設定したい日影を表示する日時を選択します。ここでは時間設定に夏時間を使用することはできません。
- 個々の太陽電池モジュールを移動させるには、マウスで希望の太陽電池モジュールを選択し、移動させます。
ヒント:衝突検出システムを無効化するを有効にすると、インポートした3Dモデルの衝突が無視され、太陽電池モジュールを突き出ているオブジェクトに移動させることができます。システムから取り外される換気パイプなどのオブジェクトがまだインポートした3Dモデルに含まれている場合などで活用すると便利な機能です。 - ビジュアル式屋根設計を終えるには、[保存]をクリックします。
- 太陽光発電システムの設定(詳細設計)ページまたはシステムの設定(簡単設計)ページに戻ります。
- [次へ]をクリックして、電気設計を定義します。