無効電力を系統電圧の関数を基準として設定


Data Managerを使用して、お使いの太陽光発電システムで系統電圧の関数(Q(V))を基準にできます。

注記

系統管理サービスの仕様に関する太陽光発電システム運用者の責任について

太陽光発電システムの運用者は、系統管理サービスおよびシステム電力に係る設定および情報が正しいことを確認する責任があります。設定や仕様が正しくないためにデバイスやシステムが損傷するおそれがあります。

  1. 系統管理サービスの仕様を電力会社の要求通りに設定し、規格に正しく対応します。必要に応じて電力会社に問い合わせてください。
  2. 太陽光発電システムの電力に正しい値を入力します。システム拡張時に太陽光発電システムの電力にかかる値を調整します。
  3. 所定のデフォルト値がすべて適用されているか、または定期的に送信されていることを確認してください。

必要条件:

  • システム内の系統連系点に適切な電力量計を設置する必要があります。

手順:

  1. Data Managerのユーザー インターフェースにログインします。
  2. 設定のメニューで 系統管理サービスのメニュー項目を選択します。
  3. 設定と有効化ボタンを無効電力の列で選択します。
  4. セットアップアシスタントが開きます。
  5. [続行]で各手順を確定します。
  6. 運転モード閉ループ制御を選択します。
  7. 制御値「RP/電圧特性曲線 Q(V)」を選択します。
  8. セットアップアシスタントの手順に従い、電力会社が要求し規格で定められている仕様に従って設定を行います。
  9. [保存]をクリックします。
  10. 新品のパワーコンディショナまたは交換したパワーコンディショナの場合は、設定メニューのメニュー項目「パラメータ」を選択し、次のパラメータを設定してください:パワーコンディショナの国別規格; パワーコンディショナの売電管理の動作モード。