接続されているSMA製品のファームウェアのアップデート


接続されているSMA製品のファームウェアをアップデートするには、複数の方法があります。以下の方法は主な手順です:

  • ファームウェアの自動アップデートを有効にする(推奨)

  • USBフラッシュドライブを経由してData Managerでファームウェアをアップデートする

ファームウェアの自動アップデートを有効にする(推奨)

  • 試運転調整中にユーザーインターフェースを介して自動ファームウェアアップデートを作動させます。自動ファームウェアアップデートを作動させると、インターネット接続が確立されている場合、Data Managerは接続SMA製品の新しいファームウェアバージョンを自動的に検索しインストールします。利用可能なファームウェアのアップデートには最大で48時間かかる可能性があります。

  • 続いて、自動ファームウェアアップデートをData Managerのデバイスパラメータで有効化できます。この操作を行うには、 設定メニューでパラメータの項目を選択し、デバイスアップデート オンのパラメータにはいを選択します。これによって、接続されているSMA製品のパラメータでの自動ファームウェアアップデート機能が無効になります。接続されているSMA製品が、Data Manager経由での自動ファームウェアアップデートをサポートしている必要があります。

USBフラッシュドライブを経由してData Managerでファームウェアをアップデートする

ファームウェアの自動アップデートが無効になっている場合に、ファームウェアをアップデートする

USBフラッシュドライブからのファームウェアは、パラメータ設定でファームウェアの自動アップデート機能が無効になっていても、接続されているSMA製品にインストールされ、アップデート可能です。

  1. アップデートのあるファームウェアをインストールする必要がある場合、そのファームウェアが入ったUSBフラッシュドライブをUSBポートに差し込むだけで可能です。

必要条件:

  • 最大32 GBの記憶容量を有し、かつFAT32ファイルシステムが搭載されたUSBフラッシュドライブを用意しておく必要があります。

  • バージョン2.0以上のUSBフラッシュドライブ

  • Data Managerは作動中でなければいけません。

  • Data Managerは、接続されているSMA製品に、ローカルネットワークを介して接続される必要があります。

  • 接続されているSMA製品は作動中である必要があります。

手順:

  1. USBフラッシュドライブにupdateフォルダを作成します。
  2. 希望するアップデートファイル(拡張子は「*.up2」)をwww.SMA-Solar.comからダウンロードします。
  3. アップデートファイルをUSBフラッシュドライブのupdateフォルダに保存します。
  4. USBフラッシュドライブをData ManagerのUSBポートに挿入します。
  5. アップデートファイルの確認中、システムLEDはオレンジに点滅します。
  6. 接続されているSMA製品のファームウェアがアップデートされます。ファームウェアアップデートは各SMA製品を夜間にインストール、夜明けに再起動します。これは、売電にわずかに影響するだけです。
  7. Data Managerユーザーインターフェースのイベントモニターメニューで、ファームウェアアップデートが正常に行われたかどうかを確認します。
  8. ファームウェアが正常にアップデートされたら、USBフラッシュドライブをData ManagerのUSBポートから引き抜きます。