安全上の注意
危険
太陽電池アレイの高電圧による致死事故の危険
太陽電池アレイは太陽光により危険な直流電圧を生成し、その電圧はDC導線とパワーコンディショナの通電部品にかかっています。このような導線や部品に触れると、感電する恐れがあります。負荷に接続されているパワーコンディショナのDC導線を外そうとすると、電気アークが発生し、感電したり火傷したりする恐れがあります。
- 絶縁処理されていないケーブル端部には触れないでください。
- DC導線に触れないでください。
- パワーコンディショナの通電部品に触れないでください。
- パワーコンディショナの設置と始動は、必ず、適切な資格を持った設置担当者が行ってください。
- エラーが発生した場合は、必ず設置担当者が対処してください。
- パワーコンディショナでどのような作業を行う場合も、まず、すべての電源を切断してください。
注記
氷点下の条件での本体のパッキン損傷
気温が氷点下のときに製品を開けると、本体のパッキンが損傷する恐れがあります。これにより、湿気が製品内に侵入するおそれがあります。
- 周囲温度が-5°C度以上の場合にのみ、製品を開けてください。
- 気温が氷点下になり本体のパッキンに霜が張っている場合には、製品を開ける前に霜を(熱風で溶かすなどして)除去してください。その際、該当する安全規定に従ってください。
注記
静電気による損傷
パワーコンディショナの電気部品に触れると、静電気が発生してパワーコンディショナが破損するおそれがあります。
- 部品に触れる前に、必ず身体の一部を接地してください。

電気工事
設置場所に適用される電気的な条件に従って作業してください。
- どの作業も、電気機器の規格と電気工事関連法規に準拠した方法で行う必要があります。
- すべての作業で労働安全衛生規則を守ってください。