ネットワークケーブルの接続


設置担当者

ケーブルグランドによるケーブルの接続 

本製品パワーコンディショナでは、ケーブルグランドによりケーブルを接続するのが標準です。SMA Solar Technology AGは製品に同梱されたケーブルグランドの使用をお勧めします。必要に応じて、ケーブルグランドを使用する代わりに、電線管コネクタを本体開口部に取り付けることも可能です。コネクタの取付けにより、管に通したケーブルをパワーコンディショナ内に引き込むことができます。電線管を使用する場合は、現地で適用されるすべての法規、規格、指令に従ってください。また、電線管及び本体開口部に湿気が浸入しないように保護する必要があります。

危険

過電圧保護がされていない場合、過電圧発生時に感電死する危険あり

(例えば雷などが原因で起こる)過電圧は、過電圧保護がなされていない場合は、建物内の同じネットワークに接続されている他の機器に、ネットワークケーブルまたはデータケーブル経由で伝導する可能性があります。通電部品や通電しているケーブルに触れると、感電により致死事故や重傷を招くおそれがあります。

  1. 同一ネットワーク上の全ての機器は、設置されている過電圧保護に結合されている事を確認してください。
  2. ネットワークケーブルを屋外に敷設する場合は、屋外にある製品から屋内のネットワークへのネットワークケーブルの推移点において、適切な過電圧保護を行うようにしてください。
  3. 製品のイーサネットインターフェースは「TNV-1」に分類され、最大1.5 kVの過電圧に対する保護を行います。

他に必要な部材(製品には同梱されていません):

  • ネットワーク ケーブル

  • 必要な機材:フィールドアセンブリRJ45コネクタ。

手順:

  1. 危険

    感電による致死事故の危険

    1. パワーコンディショナのすべての電源を切りますパワーコンディショナの電源を切る)
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  2. DC Connection Unit の本体カバーが閉じている場合、次のように取り外します:本体カバーの10本のネジすべてをTorxドライバー(TX25)で取り外し、本体カバーを慎重に前方へ取り外します。
  3. ネジと本体カバーを取りのけて、安全に保管します。
  4. クランプナットをデータケーブルのケーブルグランドから取り外します。
  5. ネットワークケーブルにクランプナットを通します。
  6. ふたつ穴のケーブルサポートスリーブをケーブルグランドから取り外します。
  7. ふたつ穴のケーブルサポートスリーブの本体開口部のひとつからシーリングプラグを外し、ネットワークを本体開口部に挿入します。
  8. ケーブルを通したふたつ穴のケーブルサポートスリーブをケーブルグランドの中に押しこんで、ネットワークケーブルをDC接続ユニット内の通信アセンブリまで通します。ふたつ穴のケーブルサポートスリーブの使わない本体開口部が、シーリングプラグで閉じられていることを確認します。
  9. セルフアセンブリネットワークケーブルを使用する場合、RJ45コネクタを組み立ててネットワークケーブルに接続します(コネクタの説明書を参照してください)。
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  11. ケーブルのRJ45プラグを、通信アセンブリのネットワークソケットのひとつに接続します。
  12. ケーブルを少し引っ張って、RJ45プラグが固定されていることを確認してください。
  13. ケーブルグランドのクランプナットを手でしっかりと締めます。これでネットワークケーブルが正しく固定され、配線されます。
  14. パワーコンディショナが屋外に設置されている場合、ネットワーク上の全コンポーネントに過電圧保護を設置します。
  15. パワーコンディショナをローカルネットワークに接続したい場合は、ネットワークケーブルの一方の終端をローカルネットワークに接続します(例:ルーター経由)。