年中無休のオンデマンドでQ(無効電力)を設定


系統管理サービスの一般設定(cos phi 制御値または無効電力(V)特性曲線など)は関係するパラメータ値を介して「年中無休のオンデマンドでのQ(無効電力)」の機能に頼らず設定はできません。「年中無休のオンデマンドでのQ(無効電力)」は無効電力の仕様のみを許可するものです。設定によっては、他の系統サポート設定や機能に影響する場合がある点に注意してください。

つまり、「年中無休のオンデマンドでのQ(無効電力)」機能が有効になっていると、ほかの系統サポート機能(cos phi)などもパワーコンディショナの昼夜の運転が可能になるということです。昼夜それぞれで異なる無効電力の供給を要する場合、無効電力の供給は上位制御ユニットを介して通信設定を行う必要があります。

現在、無効電力の供給は瞬時値(瞬時値 > AC側 > 相電流 / 相電圧)またはModbusを介して要求した場合にのみ相電流または相電圧を介してのみ読み取りが可能です。

運転パラメータの基本的な変更手順については、別項に記載の説明をご参照ください運転パラメータの変更)

手順:

  1. 有効電力を出力する場合の無効電力モードのパラメータを選択して、希望の手順を設定します。この手順を行う場合、「年中無休のオンデマンドでのQ(無効電力)」にはCos Phi(P)特性曲線またはCos Phi(U)特性曲線のモードを選択できません。
  2. ゼロ有効電力の無効電力モードのパラメータを選択して、ご希望の手順を設定します。
  3. 無効電力モードに関連するパラメータを設定します。