取付けの条件
設置場所に必要な条件:
警告
火災または爆発による致死事故の危険
当社は細心の注意をもって設計しておりますが、いかなる電気機器にも火災の危険はあります。致死事故や重傷を招くおそれがあります。
- 高可燃性物質や可燃性ガスが保管してある場所には、本製品を設置しないでください。
- 爆発の危険がある場所には、本製品を設置しないでください。
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子供の手の届かない場所に設置してください。
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本製品の重量と寸法に適した設置場所を選んでください( > 仕様一覧)。
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設置場所は直射日光にさらされていてもかまいません。ただし、本製品は高温による加熱を避けるために、電力出力を低減する場合があります。
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障害物がなく、足場や踏み台などを使わなくても、いつでも安全に手が届く場所に取り付けてください。適切な場所に取り付けないと、保守作業に支障を来たすおそれがあります。
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製品の直流側開閉器は常に自由にアクセスできる状態にしておく必要があります。
すべての環境条件を満たしていなければいけません( > 仕様一覧)。
正しい取付位置と誤った取付位置:
製品は許容される位置に取り付ける必要があります。正しく取り付けることによって、湿気の侵入を防ぎます。
LED信号が問題なく視認できるように、製品を取り付ける必要があります。

正しい取付位置と誤った取付位置
取付金具の寸法:

汎用アセンブリシステム(UMS_KIT-10)を使用する場合の推奨クリアランス
汎用アセンブリシステム(UMS_KIT-10)を使用する場合、推奨クリアランスと若干異なることがあります。

取付穴の位置(寸法の単位:mm)
構造安定性:
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底部またはプロファイルレールを取り付けて設置する場合、構造上の安定性を確保するため、底部の一方またはプロファイルレールの幅は175 mm以上必要です。
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下記の条件に該当する場合、パワーコンディショナは金具等で固定して設置する必要があります。
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設置面の傾き:> 3°
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風速(突風を除く):> 25 m/s
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底部またはプロファイルレールの高さ:> 100 mm
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プロファイルレールを取り付ける際、負荷をかけた状態で取付けまたは固定を行う必要があります。プロファイルレールを取り付ける際、SMA Solar Technology AGはプロファイルレールをモジュールフレームのプロファイルなどにボルトで留めるか、プロファイルレールに金属板(石または砂袋で重み付けが可能)を取り付けることを推奨しています。これによりパワーコンディショナが固定されます。

パワーコンディショナのアタッチメント(例)
推奨間隔:
推奨された間隔を空けて設置すると、適切に放熱されるので、 温度上昇による出力低下を防ぐことができます。
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屋根のエッジ、スカイライト、壁面や別のパワーコンディショナ、または他の装置との推奨間隔を守ってください。これにより、パワーコンディショナの直流開閉器を簡単に操作し、LED信号が問題なく視認できるようになります。
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サービスを展開するため、SMA Solar Technology AGはパワーコンディショナ本体の4面すべての壁面、別のパワーコンディショナ、その他の装置と十分な距離を保つことを推奨しています。適切な場所に取り付けないと、保守作業に支障を来たす恐れがあります。
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複数の製品を周囲温度が高い場所に設置する場合は、製品同士の間隔を大きくして、通気をよくしてください。

汎用アセンブリシステム(UMS_KIT-10)を使用する場合の推奨クリアランス
汎用アセンブリシステム(UMS_KIT-10)を使用する場合、推奨クリアランスと若干異なることがあります。

推奨間隔(寸法の単位:mm)