漏電監視ユニット(RCMU)


本製品は、IEC/EN 62109-2およびVDE 0126-1-1に準拠するAC/DC共用の漏電監視ユニットを内蔵しています。AC/DC共用漏電監視ユニットは、AC/DC残留電流を監視します。残留電流が急に30 mAを超えた場合、製品を系統から解列します。漏電監視ユニットが誤作動を起こした場合も、製品はAC/DC両方の系統から即座に解列されます。したがって、製品の安全運転には外部の漏電遮断器を必要としません。設置する国で適用される規制により、漏電遮断器を使用しなければならない場合、以下の事項を守ってください。

  • パワーコンディショナはタイプBの漏電遮断器に対応しています。SHP 100-JP-21については、定格残留電流は1000 mA必要です。SHP 143-JP-21については、定格残留電流は1500 mA以上必要です(漏電遮断器の選択について詳しくは、www.SMA-Solar.comに掲載の技術情報「Criteria for Selecting a Residual-Current Device」をご参照ください)。太陽光発電システムのパワーコンディショナはそれぞれ、外付け漏電遮断器を介して系統に接続してください。

  • 定格残留電流の低い漏電遮断器を使用する場合、システム設計によっては漏電遮断器が誤動作を起こすおそれがあります。