ネットワークケーブルの接続
設置担当者
危険
過電圧保護がされていない場合、過電圧発生時に感電死する危険あり
(例えば雷などが原因で起こる)過電圧は、過電圧保護がなされていない場合は、建物内の同じネットワークに接続されている他の機器に、ネットワークケーブルまたはデータケーブル経由で伝導する可能性があります。通電部品や通電しているケーブルに触れると、感電により致死事故や重傷を招くおそれがあります。
- 同一ネットワーク上の全ての機器は、設置されている過電圧保護に結合されている事を確認してください。
- ネットワークケーブルを屋外に敷設する場合は、屋外にある製品から屋内のネットワークへのネットワークケーブルの推移点において、適切な過電圧保護を行うようにしてください。
- 製品のイーサネットインターフェースは「TNV-1」に分類され、最大1.5 kVの過電圧に対する保護を行います。
必要部材(製品には同梱されていません):
ネットワーク ケーブル( > ネットワークケーブルの必要条件)
必要な場合:組付け用RJ45コネクタ、金属製本体付き
手順:
- パワーコンディショナのすべての電源を落とします。
- ケーブルグランドからクランプナットを取り外します。
- ネットワークケーブルをケーブルグランドのクランプナットに通します。
- ふたつ穴のケーブルサポートスリーブをケーブルグランドから取り外します。
- 各ネットワークケーブルに対し、ケーブルサポートスリーブからプラグを外して、作業用カッターナイフで本体開口部を横方向にカットします。これで、ケーブルが開口部に押し込まれます。
- 各ネットワークケーブルを本体開口部の一端に通します。
- ケーブルを通したふたつ穴のケーブルサポートスリーブをケーブルグランドの中に押しこんで、各ネットワークケーブルをネットワークポートまで通します。図8 製品内部とネットワークケーブルの配線図に従ってケーブルを敷設し、留め具に留めます。
- 現地でケーブルを作成する場合、RJ45コネクタをケーブルに組付けます(コネクタの説明書を参照してください)。
- 各ネットワークケーブルをネットワークポートに差し込みます。
- 各ネットワークケーブルを軽く引っ張って、ネットワークケーブルがしっかりと固定されていることを確認します。
- ケーブルグランドのクランプナットを手でしっかりと締めます。これでネットワークケーブルが正しく固定され、配線されます。
- 製品が屋外に設置されている場合、ネットワーク上の全コンポーネントに過電圧保護を設置します。
- ネットワークケーブルの一方の終端をローカルネットワークに直接接続 (例:ルーター経由) するか、またはシステム内のパワーコンディショナすべてを渡り接続し、接続した最初と最後のパワーコンディショナをローカルネットワークに接続します。








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