DCケーブルの接続
設置担当者
注記
DC側の地絡による製品損傷の危険
当製品はトランスレス方式のため、運転中DC側に地絡が発生すると修復できない損傷につながるおそれがあります。過失に因る製品の損傷やDC側施設の損傷は、保証の対象ではありません。製品は開始シーケンス中に地絡が発生しているか確認する保護装置を搭載しています。製品は運転中に保護されていません。
- DC設置が正しく行われ、運転中に地絡が発生していないことを確認してください。
必要条件:
設計により、DC接続箱を1台または2台使用します。
パワーコンディショナと太陽電池モジュールの間には外部のDC負荷開閉器が必要です(負荷開閉器を装備したDC接続箱など)。
パワーコンディショナ側のDC接続用ケーブルは製品に組付けられている必要があります。
必要部材(製品には同梱されていません):
清潔な布
エタノール
圧着工具
手順:
- DCケーブルに電圧がかかっていないことを確認します。
- DCケーブルの被覆を取り除きます。
- 圧着端子をDCケーブルの導体に装着します。
- 圧着工具で圧着端子を圧着します。
- 製品内に仮止めされている製品側DC接続用ケーブルを留め具から取り外します。
- エタノールを含ませたきれいな布で、圧着端子すべての接触面を拭きます。拭いた表面には触らないでください。
- DCケーブルをお互いに接続します。これには、圧着端子の丸穴に後ろからボルトとワッシャーのアセンブリ(M10x40)を差し込み、前からワッシャー(M10)と六角ナット(SW16、トルク: 24 Nm ± 2 Nm)で締めます。極性が正しいことを確認します。
- 圧着端子の周りにDC接続部用接触保護カバーを装着し、カチッと音がするまで差し込みます。



