AC接続の必要条件
ACケーブル要件は以下を参照してください。
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電線タイプ: 銅製
外径:12 mm ~ 18 mm
電線の断面積:5.5 mm² ~ 8 mm²
導線の絶縁被覆剥ぎ取り長さ:15 mm
ケーブル外被剥ぎ取り長さ:50 mm
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ケーブルのサイズは、設置場所と国の規格に準拠していなければなりません。導体の最小断面積は、これらの規格で決められています。適切なケーブルの寸法は、交流定格電流、ケーブルの種類、配線方法、ケーブルの束ね方、周囲温度、電力損失の許容最大値によって異なります。
PEケーブルの要件(オプション):

細い電線の使用
よりの細い可とう電線または非可とう電線を使用できます。
- 細い電線を使用する場合は、リングラグ端子で二重に圧着する必要があります。引き回したり曲げたりするときに絶縁線が見えることのないようにします。リングラグ端子によって十分に張力を逃がすことができます。
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ケーブル断面積:最大 8 mm²
開閉器とケーブルの保護:
注記
ネジ式ヒューズを開閉器として使用することによるパワーコンディショナの損傷のおそれ
ネジ式ヒューズ(DIAZEDヒューズやNEOZEDヒューズなど)は、負荷の開閉に適していません。
- ネジ式ヒューズを負荷開閉用に使わないでください。
- 負荷の開放には、開閉器またはブレーカを使用してください。
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パワーコンディショナを複数設置した太陽光発電システムでは、パワーコンディショナごとに別々のブレーカを接続する必要があります。このとき、ヒューズの最大遮断容量を超えないようにしてください( > 仕様一覧)。これにより、回路の遮断後、該当のケーブルに残留電圧が発生するのを防げます。
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パワーコンディショナとブレーカの間にある負荷には、別にヒューズを付けてください。
漏電監視ユニット
パワーコンディショナは運転中に外付けの漏電遮断器を必要としません。設置する国で適用される規制により、漏電遮断器を使用しなければならない場合、以下の事項を守ってください。
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パワーコンディショナは30 mA以上の定格残留電流を有する漏電遮断器に対応しています。太陽光発電システムのパワーコンディショナはそれぞれ、外付け漏電遮断器を介して系統に接続してください。