運転パラメータの変更
パワーコンディショナのパラメータはデフォルトで規定の値に設定されています。パワーコンディショナの性能を最適化するために、パラメータを変更することができます。
ここでは、運転パラメータの基本的な変更手順について説明します。運転パラメータは必ずこの章で説明されている通りに変更してください。
一部の機能依存パラメータは設置担当者だけが確認することができ、SMA Grid Guardコードを入力して設置担当者によってのみ変更することができます。SMAオンラインサービスセンターからSMA Grid Guardコードをご請求いただけます。
必要条件:
系統関連パラメータを変更する場合は、契約している電力会社から承認を受ける必要があります。
手順:
- ユーザーインターフェース ( > ユーザーインターフェースへの接続) を開きます。
- ユーザーインターフェースにログインします( > ユーザーインターフェースへのログインおよびログアウト)。
- デバイスのパラメータメニューを呼び出します。
- [パラメータ編集]をクリックします。
- ロック印により指定されたパラメータを変更するには、SMA Grid Guardコードを使ってログインします(施工者のみ)。メニューでユーザー設定 > SMA Grid Guardログインと選択して、SMA Grid Guardコードを入力し[ログイン]を選択します。
- 設定したいパラメータが含まれているパラメータグループを拡大します。
- 希望のパラメータを変更します。
- [すべて保存]を選択して、変更を保存します。
- パラメータが設定されます。
設定の受け入れ
作成された設定を保存すると、ユーザーインターフェースに砂時計のマークが表示されます。DC電圧が十分な場合、データは直接パワーコンディショナへ転送され、受け入れられます。DC電圧が低すぎる場合(夜間など)、設定は保存されますが、直接パワーコンディショナに転送されたり、受け入れられることはありません。パワーコンディショナが設定を受け取り、受け入れるまで、砂時計のマークがユーザーインターフェースに表示されます。十分なDC電圧が印加され、パワーコンディショナが再開すると、設定が受け入れられます。ユーザーインターフェースに砂時計のマークが表示されると、設定は直ちに保存されます。設定が失われることはありません。ユーザーインターフェースをログアウトし、システムを終了できます。