運転パラメータの変更


パワーコンディショナのパラメータはデフォルトで規定の値に設定されています。パワーコンディショナの性能を最適化するために、パラメータを変更することができます。

ここでは、運転パラメータの基本的な変更手順について説明します。運転パラメータは必ずこの章で説明されている通りに変更してください。

一部の機能依存パラメータは設置担当者だけが確認することができ、SMA Grid Guardコードを入力して設置担当者によってのみ変更することができます。SMAオンラインサービスセンターからSMA Grid Guardコードをご請求いただけます。

必要条件:

  • 系統関連パラメータを変更する場合は、契約している電力会社から承認を受ける必要があります。

手順:

  1. ユーザーインターフェース ユーザーインターフェースへの接続) を開きます。
  2. ユーザーインターフェースにログインしますユーザーインターフェースへのログインおよびログアウト)
  3. デバイスのパラメータメニューを呼び出します。
  4. [パラメータ編集]をクリックします。
  5. ロック印により指定されたパラメータを変更するには、SMA Grid Guardコードを使ってログインします(施工者のみ)。メニューでユーザー設定 > SMA Grid Guardログインと選択して、SMA Grid Guardコードを入力し[ログイン]を選択します。
  6. 設定したいパラメータが含まれているパラメータグループを拡大します。
  7. 希望のパラメータを変更します。
  8. すべて保存]を選択して、変更を保存します。
  • パラメータが設定されます。

設定の受け入れ

作成された設定を保存すると、ユーザーインターフェースに砂時計のマークが表示されます。DC電圧が十分な場合、データは直接パワーコンディショナへ転送され、受け入れられます。DC電圧が低すぎる場合(夜間など)、設定は保存されますが、直接パワーコンディショナに転送されたり、受け入れられることはありません。パワーコンディショナが設定を受け取り、受け入れるまで、砂時計のマークがユーザーインターフェースに表示されます。十分なDC電圧が印加され、パワーコンディショナが再開すると、設定が受け入れられます。ユーザーインターフェースに砂時計のマークが表示されると、設定は直ちに保存されます。設定が失われることはありません。ユーザーインターフェースをログアウトし、システムを終了できます。