DCコネクタを取りつけます。


設置担当者

危険

通電部品またはDCケーブルとの接触による感電死の危険

光に当てられている間、太陽電池モジュールはDCケーブルに流れる非常に高いDC電圧を作り出します。DCケーブルに触れると、感電により致死事故や重傷を招くおそれがあります。

  1. 絶縁処理されていない部品やケーブルには触れないでください。
  2. 製品の電源を落とし、装置での作業前に誤って再接続されないようにしてください。
  3. 負荷がかかっている状態でDCコネクタの接続を取り外さないでください。
  4. 作業時には、必ず、適切な個人用保護具を着用してください。

注記

過電圧によるパワーコンディショナの破損

太陽電池モジュールの開放電圧が、パワーコンディショナの最大入力電圧を超えると、過電圧によってパワーコンディショナが壊れるおそれがあります。

  1. 太陽電池モジュールの開放電圧が、パワーコンディショナの最大入力電圧より大きい場合は、どのストリングもパワーコンディショナに接続せずに、太陽光発電システムの設計を再確認してください。

パワーコンディショナへ接続するには、全てのPV接続ケーブルは、供給されるDCコネクタに適合していなければなりません。次の手順に従って、DCコネクタを組み立てます。どちらのコネクタ(+および-)も同じ手順で行います。手順の図示は正極のコネクトを例に表示してあります。DCコネクタを取り付ける際はそのため極が正しいかよく確認してください。DCコネクタは「+」および「-」のシンボルで表示されています。

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負極(A)と正極(B)のDCコネクタ

ケーブルの必要条件:

  • 外部直径:5.5 mm ~ 8 mm

  • ケーブルタイプ PV1-F、UL-ZKLA、USE2の電線断面積:2.5 mm² ~ 6 mm²

  • ケーブルタイプ H-CV、EM-CEの電線断面積:2 mm² ~ 6 mm²

  • 単線数量:最小 7本

  • 公称電圧値:最小 600 V

  • ブーツレースフェルールは使用してはいけません。

手順:

  1. ケーブルの絶縁材を約15 mm剥がします。
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  3. 剥がしたケーブルをDCコネクタに止まるまで差し込みます。その際には、剥がしたケーブルとDCコネクタの極性が一致していることを確認してください。
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  5. 留め金具を、はまる音がするまで押し下げます。
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  7. 電線が留め金具のチャンバ内部で見えます。
  8. クリップの内側により標準線が見えない場合は、ケーブルの位置が正しく挿入されていません。コネクタを再度取り付けなおしてください。これには、ケーブルをコネクタから取り外す必要があります。
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  10. ケーブルを取り外すには、留め金具を緩めます。外すには、(先端幅:3.5 mm)のドライバーを留め金具に挿入してこじ開けます。
  11. ケーブルを外してステップ2に戻ります。
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  13. クランプナットをねじ山まで押して、締め付けます(トルク:2 Nm)。