有効電力の制限
0% ~ 100%の有効電力売電量を制限するために、お使いのシステムに電力会社の仕様を実装することができます。有効電力の制限に使用する制御値は%で規定されます。その際、発電システムの総発電量が計算の基準になります。電力会社が有効電力を売電しないよう要求した場合は、有効電力売電量を0%の固定値に制限した上、有効電力勾配の既定値を調整する必要があります。これによって、数秒で有効電力は0%に抑えられます。負荷の急激な変動を補正し、有効電力制限との余裕を持たせるために、負の値を設定することができます。これにより、有効電力売電量を適時制限することができます。有効電力売電量の制限値は、負荷の急激な変動に合わせて相応に調整する必要があります。パワーコンディショナ側で新たに必要となる設定はありません。